外壁塗装と屋根塗装はついでに一緒にやりましょう

外壁塗装と屋根塗装はついでに一緒にやりましょう

屋根は様々な天災から家を守る盾のような存在です。しかし、日々自然の猛威に晒されていれば、当然塗装の劣化は早まってしまいます。

瓦やガルバリウムは20~30年は塗装が保つと言われていますが、一般住宅に多いスレート屋根はその素材から、約10~13年しかもちません。

外壁塗装も同様で、一般的なシリコン塗料を使用して10年前後で劣化すると言われています。外壁の塗装が気になり始めたら、一緒に屋根も外壁も塗装をしてしまいたいものです。

一緒にするメリット

屋根と外壁の塗装を一緒にすれば、その分費用がかかりそうです。しかし、塗装を一緒にやることにはむしろ、費用を安く抑えるメリットがあるのです。どういうことか?それには「足場」が関係しています。

一緒に塗装で「足場代」が安くなる!!

一緒に塗装で「足場代」が安くなる!!

屋根、外壁塗装には、必ずといっていいほど足場が登場します。足場は、高所の作業や事故を未然に防ぐために設置します。塗装だけでなく、雨樋の交換や傾斜のある屋根工事の時にもその力を発揮します。



ただし足場の費用は、約30坪の住宅に20万円前後かかるとされています。結構かかるものです。屋根、外壁塗装を別々に行った場合、それぞれに足場代がかかってしまいます。どうせ設置するのなら、一緒にやってしまったほうが断然お得なのです。

それだけじゃない、一気に美しくなるマイホーム!

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屋根と外壁塗装を一緒にやることのメリットは、「足場代が安くなる」だけではありません。



例えば、屋根塗装だけを行ったとします。そうすると、外壁だけ劣化した塗装のままになり、ちょっと歪な景観になってしまいます。



どうせなら、一気に塗装してしまった方が、住宅の見栄えもいいですし、心もスッキリしそうですよね。

漏水も防げる、塗装のチカラ!

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出典:http://gaihekitosou-labo.com/results/results_a/20150003-toshima/


足場代、景観、そして何よりも住宅の劣化を防ぐことが、屋根と外壁塗装を行う一番のメリットと言えます。



屋根・外壁は紫外線や雨風を直で受ける場所です。その分劣化も早く、屋根・外壁がダメージを受けた分、家の内側からダメになってしまいます。そうなると、雨漏りや屋根の破損の原因を生んでしまうので、塗装は一緒にやりたいものです。

一緒にした際の価格

屋根塗装と外壁塗装を一緒に行った場合の見積もり事例

屋根塗装と外壁塗装を一緒に行った場合の見積もり事例



・外壁塗装面積260m2・屋根塗装面積180m2
合計塗装料金:\1,252,000



屋根と外壁を別々に塗装すると、余計な費用がかかります。下記の表は、一緒に見積もりをした場合の費用と別べつにした場合の費用を表にまとめたものです。ご覧いただければ一目瞭然ですが、一緒にした場合の方が圧倒的に安くなっています。

屋根と外壁を一緒に塗装した場合

外壁塗装
項目 作業内容 単価 平米 見積もり価格
足場   ¥1,000 260m2 ¥260,000
養生       ¥40,000
高圧洗浄   ¥200 260m2 ¥52,000
その他 下地処理、諸経費     ¥30,000
下塗り 水性ソフトサーフエポ ¥900 260m2 ¥234,000
中塗り・上塗り 水性セラミシリコン(エスケー化研) ¥1,200 260m2 ¥312,000
外壁塗装 合計       ¥928,000
屋根塗装
高圧洗浄   ¥200 180m2 ¥36,000
下塗り 水系パワーシーラーⅡ ¥700 180m2 ¥126,000
中塗り・上塗り 水系ナノシリコン ¥900 180m2 ¥162,000
縁切り       ¥20,000
屋根塗装 合計       ¥344,000
総計:\1,272,000

屋根と外壁を別々に塗装した場合

外壁塗装
項目 作業内容 単価 平米 見積もり価格
養生       ¥40,000
足場   ¥1,000 260m2 ¥260,000
高圧洗浄   ¥200 260m2 ¥52,000
その他 下地処理、諸経費     ¥30,000
下塗り 水性ソフトサーフエポ ¥900 260m2 ¥234,000
中塗り・上塗り 水性セラミシリコン(エスケー化研) ¥1,200 260m2 ¥312,000
外壁塗装 合計       ¥928,000
屋根塗装
項目 作業内容 単価 平米 見積もり価格
養生       ¥40,000
足場   ¥1,000 260m2 ¥260,000
高圧洗浄   ¥200 180m2 ¥36,000
下塗り 水系パワーシーラーⅡ ¥700 180m2 ¥126,000
中塗り・上塗り 水系ナノシリコン ¥900 180m2 ¥162,000
縁切り       ¥20,000
屋根塗装 合計       ¥644,000
総計:\1,572,000

なぜ別々にすると、費用は高くなるのでしょう。これは、足場代・養生代が余分にかかってしまうからです。冒頭でも述べましたが、足場代は意外に高額なので、やはり、一緒に塗装してしまったほうが、費用は安くすませられるのです。

工事期間

工事期間
出典:http://gaihekitosou-labo.com/results/results_a/20150003-toshima/



では、工事期間にはどれくらいの差が生まれるのでしょう。通常、一般的な30坪の家の塗装を施工した場合には、2~3人の職人で8~12日間かかるとされています。

塗装には工程があり、足場を組み、洗浄をし、下地の調整を行い、下塗り⇒中塗り⇒上塗りを繰り返します。最後に締め作業的に雨樋などの付帯部の塗装を行います。

下の図を見ていただけばわかるように、それぞれの工程に丸1日をかけていくのですが、なぜそんな面倒なことをするのでしょうか。そこを含めてそれぞれの工程について見て行きましょう。

屋根塗装外壁塗装を一緒にやった場合の目安日数

丸一日をかけて足場を組みます。ジャングルジムのように鉄筋を組み合わせていくわけですが、1日もかかるものでしょうか。実は、かかるのです。

足場に使う一般的なパイプは1mで3キロもあります。一回の工事で総重量4トン近くの足場を使うのです(そりゃ時間がかかると思います)。
また、足場は工事の安全性を高める目的で組まれます。

適当に組んでしまうと、足場が崩れて、通行人にあたってしまったり、作業者が転落するなど大きな事故に繋がります。実際にそういった事故もあるそうなので、しっかりと時間を掛けて組む必要があるのです。

屋根・外壁には、経年による様々な汚れが溜まっています。土砂、埃、劣化した塗料の粉、苔やカビ多くの汚れが屋根材や外壁材の隙間に入りこみ普通に洗っただけでは落ちないのです。

そこで、高圧洗浄により、材質の隙間に入り込んだ頑固な汚れをミクロ単位で落としていきます。あまりにも強い高圧で洗浄すると屋根・外壁を壊すかもしれないので、水圧をしっかりと調節した上で、1日しっかり時間を掛けて洗浄していきます。

塗装に入る前に、養生、下地調整、錆止めを行います。養生は塗料がつかないように、足場にビニールの覆いを取り付け、塗料が近隣の家につかないようにするために行います。

その他、塗料を付けたくないものを覆います。下地調整は主に経年劣化により、屋根・外壁にできたヒビや破損を補修する作業です。これを行わないと、塗料がヒビに張り込みそこからまたヒビわれてしまうので、下地調整は確実に行います。

業界用語で「ケレン」ともいうので、覚えておくといいかもしれません。錆止めは金属性のものの錆をくい止めるために塗るので、その住宅構造によって異なります。施工業者にしっかり確認することをお薦めします。

屋根・外壁の両方に言えることですが、まずは下塗りを行います。下塗りはシーラーと呼ばれる「下塗り剤」を塗ることから始まります。普通の塗料と違い透明で、中塗り・上塗りの塗料を定着させるためのものです。

外壁では軒天があればそこにも下塗りをします。1日置いていよいよ本番、色付きの塗料を塗ります。屋根も外壁も三回塗りを基本としており、中塗りと上塗りの色の濃さを少し変えて塗ります(パッと見て塗り残しがないように)。塗料は乾くまで1日置く必要が有るので、しっかりと3日間の時間をかけて、塗っていきます。

※屋根には、下塗り後にタスペーサーの装着がありますが、屋根・外壁はほぼ同様の工程で塗装します。

雨樋、戸袋なども屋根・外壁と同様に塗装によって、破損や劣化を食い止めることができます。しっかりと付属部分の塗装を1日かけて塗装をすることは、とても大切です。

破損によって雨樋を交換することになると、塗装よりも高額の費用がかかるので、しっかりと塗装をすることをおすすめします。

塗装の工程は、屋根も外壁もそこまで内容に変わりはないので、3日間分追加して、住宅全体をしっかり塗装することで、先に述べたメリットにつながっていきます。

どんな塗料を使えばいいのか

塗装に使う塗料には様々な種類があります。その中でも、一般的に使用される塗料というのが、アクリル、シリコン、ウレタン系・、フッ素系となっています。それぞれの特徴を踏まえて、どんな塗料が自分の家にあっているのかを考えて、塗装工事をしましょう!

アクリル系

アクリル系
出典:http://www.town-paint.com/shopdetail/022002000004/



最も安価な塗料がこのアクリル塗料です。主成分がアクリル合成樹脂のもので、約20年前に主流の塗料でした。メリットはその価格で、一般住宅の屋根・外壁を塗装して大体25万~30万円くらいのようです。

安価なので、使いやすい塗料ですが、耐久年数が短く5~8年程度しか保ちません。短期間に定期的に別の色に塗り替える場合には重宝しますが、耐久年数や費用対効果を考えると、一般住宅にはデメリットの多い塗装と言われています。しかも、塗装において塗料代は一部分でしかないので、メリットを考慮して使用する必要があります。

ウレタン系

ウレタン系
出典:http://gaiheki-tatsujin.com/7017



主成分がウレタン系のものを指し、耐久年数が7~10年ぐらいと言われています。アクリルよりも値段が高く、、一般住宅の屋根・外壁を塗装して30~40万円ほどの費用がかかります。柔らかく密着性が強いので、下地のような細部の塗装が必要なものに適しています。



しかし、耐久性が低くなるので、耐久性が必要な外壁や屋根などには少し不向きかもしれません。ウレタンの柔らかい性質は、どの部分にも馴染むので、雨樋などにも通用します。

シリコン系

シリコン系
出典:http://fukumapaint.net/?pid=23982260



やはり、主成分がシリコン系の塗料です。耐久年数が10~15年程度保つと言われ、、一般住宅の屋根・外壁を塗装して35~40万円くらいの費用がかかるとされています。現在最も主流であり、各塗料メーカーがそれぞれの特性を活かした塗料を打ち出しています。



耐久性の強いもの、汚れにくさと様々です。値段は多少かかりますが、そこを補う耐久性と耐久年数を確保しています。ウレタンやアクリルを塗るなら、住宅の耐久面とコスト面を考慮するならシリコン系を塗ルのが得策かもしれません。

フッ素系

フッ素系
出典:http://kotobukisekou.hamazo.tv/e3345316.html



現在の塗料事情の中では、最も優れた機能を兼ね備えた塗料と言われています。

主成分がフッ素系であり、耐久年数は15~20年ほどです。しかし、、一般住宅の屋根・外壁を塗装して価格が45~65万円はかかるとされるため、一般住宅で塗るには手の出しづらい塗料といえるでしょう。コスト面を考えるなら、トータルバランスでシリコン系塗料に軍配が上がリます。



例えば、屋根に対するダメージが圧倒的に大きい環境下では、屋根にフッ素系塗料を外壁にシリコンを使用することで、バランスよく経年劣化し、塗替えの時期をコントロールすることができます。



ご自宅の環境を考慮した上で、「どこにどんな塗料が適しているのか?」しっかりと検討して決めることが大切なのです。

業者選びのポイントとまとめ

業者選びのポイントとまとめ



塗装をするときには、その一つひとつの工程に理由があります。よくわからない単語や必要性を疑うような見積りを出されることがありますが、しっかりとした業者ならきちんとした施工をしてくれます。残念ながら、不良工事店も数多くいるのもまた事実です。

塗料一つにしても、アクリルを進めるところは怪しいと思ったほうがいいでしょう。また、屋根と外壁の塗装を別々に勧めてくる業者も気をつけたほうがいいです。実際に塗装についていくら勉強しても、不良工事店と優良工事店を見分けるのは至難の業です。

そこで、複数の工事店を比較する相見積もりという方法があります。いくつかの業者に見積を依頼して、見積額を比較し適正を判断するというのものです。今は相見積もりサイトもたくさんあり、簡単なフォーム申請で比較検討ができるので、気軽に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?塗装は安い買い物ではないので、しっかりとじっくりと時間を掛けて、ムダのない理想の塗装工事をしたいですね。

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