屋根融雪システム ~ガス・灯油式編~


time2016/02/25

屋根融雪システム ~ガス・灯油式編~

今や、豪雪地帯で欠かせない屋根の融雪システム。
電気での駆動や温水を使ったものなど、様々なシステムがあります。その中でも、最も強いパワーを持つのが灯油・ガス方式の融雪システムです。
電気を使ったものが普及する中で、消えることのない灯油・ガス方式とは一体どんなものなのでしょうか?

灯油ボイラー方式ってなに?


出典:http://www.taiheinagaoka.com/topics_detail3/id=334



地上に設置したボイラー内の不凍液を灯油やガスで温め、その熱を屋根に設置したパイプまで届けます。温まったパイプは、降り積もる雪をその場で、融雪していきます。
しっかりと熱が伝われば、現状の融雪システムのなかでも、一番パワーを発揮する融雪システムといえます。

設置するときに抑えておきたい、灯油ボイラーのポイント!

①原油価格によって左右されるランニングコスト、環境に合った選択を!

灯油ボイラーシステムは、原油の高騰によってランニングコストが大きく上下します。
リットル90円台であれば電気式のものよりも安くなります。 (都市ガスなどがつかえれば、そちらの方がコストに優しいです)

②施工面積は広いほど、設置費は安くなる?

メーカーによってことなりますが、施工範囲によって型式がそれぞれあります。
10㎡未満はA式、11~20㎡はB式と言った具合に、屋根の面積によって型式が異なってきます。その値段も、A式は100万円、B式は120万円と言った具合に施工面積が広がるほど単価は安くなる傾向にあります。

③ボイラー方式は、屋根内部でなく表面に設置しよう!

屋根内部の方が屋根全面をむらなく溶かすことが可能ですが、メンテナンスが困難でコストに見合っていないことが多いです。
その点、表面に設置するほうが比較的にコストを抑えられ、メンテナンスも楽なのです。
また、直接雪にふれることで融雪効率があがります。

ボイラー方式運用時の注意点

①騒音と排ガスに注意を!

騒音問題は昔から言われていますが、現在は比較的改善されています。
それでも、ある程度の音量が発音するので、注意が必要です。また、ボイラー式では、排ガス特有の匂いなどの問題もあるので、近隣トラブルに注意しましょう。

②火気の危険性

原油を使用していることもあり、火気厳禁の装置になります。
火気を近づけないことはもちろんですが、小さいお子様やご高齢の方は誤って、火気を近づけてしまうかもしれないので、安全のためにも細心の注意が必要です。

③雪の降り始めに動かそう!

一見、万能そうな融雪システムですが、雪が積もってから動かしても中々溶けてくれません。
融雪装置の付近は溶けても、その周りの雪が残ったままなんてこともあるようです。「そろそろ雪が降り始めるなぁ~」という頃に起動するのがキモになります。

まとめ

灯油・ガス式の融雪システムは、メンテナンスがとても面倒です。
日常的に灯油の交換が必要で、不慣れな方には、億劫な作業でたまったものではないかと思います。また、定期的なメンテナンスも必要で、寿命は10~20年と電気式に比べると見劣りしてしまいます。

デメリットが顕著な灯油・ガス式ですが、パワーがあり原油の高騰さえなければ最もランニングコストが安く、メンテナンスと環境に注意すれば20年は保つとされています。
いい部分悪い部分も踏まえて、自分の環境にあった融雪システムを選択するのよいでしょう。


詳細はこちら一覧へ戻る

関連記事関連記事

おすすめ記事おすすめ記事

\最大10万円分のキャッシュバック/


PAGE TOP