屋根の形状について

屋根の目的は、雨・雪・風といった自然環境から建物を守ることです。その目的へ最適化させるために、建物の種類・大きさ・気候・風土などによって、様々な形状がつくられています。一般的な屋根の形状7つを紹介します。実際の建物では、これらの形状を複合させて屋根を造っている場合もあります。

屋根の形状

屋根の形状

1、切妻屋根(きりづまやね)

日本で最も代表的な屋根が切妻屋根です。屋根の頂上から地上に向かって二つの傾斜面で構成されるシンプルな形状となっています。

特徴特徴

・構造が単純で、使う材料が少なくて済むので安価
・傾斜をつけやすく、雪や雨に強い
・南側に斜面があれば太陽光発電にも向いています
・デザイン性が低い

素材との相性素材との相性

和風、洋風どちらにも適応する柔軟性があり、和瓦、洋瓦、スレート、金属といったあらゆる素材との相性がいいです。

1、切妻屋根(きりづまやね)

2、寄棟屋根(よせむねやね)

寄棟屋根は四柱造りという別名のように、4方向に傾斜している屋根です。切妻屋根に次いでポピュラーな形状です。

特徴特徴

・4方向に傾斜があり、風に強い
・デザイン性が高い

素材との相性素材との相性

和風、洋風どちらにも適応します。正倉院のような歴史的建築物に用いられていることから、瓦のイメージが強いですが、近年はスレートの寄棟屋根も増えています。

3、方形屋根(ほうぎょうやね)

3、方形屋根(ほうぎょうやね)

方形屋根は屋根の頂点から4方向に傾斜している屋根です。寄棟屋根との違いは、屋根の頂上が線ではなく、点になっているところで、正方形に近い面積の建物に用いられます。

特徴特徴

・4方向に傾斜があり、風に強い
・デザイン性が高い

素材との相性素材との相性

瓦、スレート、金属のどの素材も用いられます。

4、片流れ屋根(かたながれやね)

4、片流れ屋根(かたながれやね)

片流れ屋根は、名前の通り一方向にのみ雨水を流す、斜面が一つの屋根です。デザイン性が高く、洋風な住宅や建造物に使用されるケースが増えています。

特徴特徴

・構造が単純なので、工事が容易で価格も安い
・南向きに斜面を造れば、太陽光発電に最適
・1斜面で受ける雨量が多くなるので雨じまいの設計が重要

素材との相性素材との相性

スレートを用い、太陽光発電と併せて利用されるケースが増えていますが、瓦を使ってモダンな雰囲気を作り出すこともできます。

5、陸屋根(りくやね)

5、陸屋根(りくやね)

陸屋根は陸という名前の通り、傾斜のない水平な形状の屋根です。木造には向かないため、一軒家ではまず利用されません。

特徴特徴

・屋上のスペースを有効に使える
・防水工事をしっかりする必要がある
・太陽光発電には不向き
・屋上緑化を取り入れられる

素材との相性素材との相性

鉄筋コンクリートの建物に使用されるので、屋根もコンクリート素材を用いるのが一般的です。

6、入母屋屋根(いりもややね)

6、入母屋屋根(いりもややね)

入母屋屋根は、伝統的な和風建築に多く利用されています。上部は切妻屋根、下部は寄棟屋根という形状になっています。

特徴特徴

・重厚なデザインで、高級感がある
・形状が複雑なので、比較的効果

素材との相性素材との相性

和風建築物と、和瓦との相性が抜群です。スレートの素材で建てられることもあります。

7、招き屋根(まねきやね)

7、招き屋根(まねきやね)

招き屋根は、一方の傾斜を長くし、もう一方を短くしている形状で、切妻屋根のアレンジのようになっています。

特徴特徴

・屋根の向き次第では、太陽光発電に最適
・デザイン性が高い

素材との相性素材との相性

洋風な建築と相性がよく、洋瓦やスレートがよく用いられます。

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