屋根修理の見積書の見方

屋根修理の見積書の見方

見積りを依頼すると、業者から見積書を提示されます。しかし、一般の方には何が書いてあるのかさっぱり分からないのが当然です。相見積りをとったとしても、どこをどう比較したら良いのか分からなければ、業者選びに役立てることができません。塗装の場合と葺き替えの場合に分けて見積書の主要項目を説明します。

屋根塗装の見積書の見方

屋根塗装の見積書に記載される主要な項目について解説していきます。

1.塗装1.塗装

見積書をもらった際にまず注目するのがこの塗装ではないでしょうか。塗装をさらに分けてみると、下塗り、中塗り、上塗りの三つに分けられます。

下塗りは上塗りの仕上がりを良くするための下地作りだと考えていただけるとよいでしょう。一方で中塗り、上塗りの二つは実際の塗料を塗る工程となります。それぞれの塗料についての名称、単価、数量を元に金額を算出するのが一般的です。

1.塗装
出典:http://www.protimes.jp/managerblog/21/

ここがポイント!ここがポイント!

・塗料について名称、単価、数量が書かれているか

2.足場2.足場

足場は屋根の塗装の際にほぼ必須となる項目です。作業を行う台や、通路として仮設するもので、塗装作業がすべて終わった後には解体します。二階建ての建物や、屋根の勾配がきつい場合は足場を組まなければ塗装作業を行うことができません。

足場の価格の見積りは1㎡あたりの単価と、足場を作るのに必要な面積から算出するのが一般的です。

2.足場
出典:http://www.kanaikenso.jp/blog5/7921.html

ここがポイント!ここがポイント!

・足場の単価と面積が記載されているか

3.高圧洗浄3.高圧洗浄

高圧洗浄は塗装を行う前に、屋根に付着した汚れ、こけ、さび、油などを落とす作業です。およそ100kg f/c m2に加圧された高圧水を使って汚れを落とします。汚れの具合によってはトルネード洗浄や、薬品を使って洗浄を行う場合もあります。

高圧洗浄の価格の見積りは1㎡あたりの単価と、高圧洗浄を行う必要のある面積から算出するのが一般的です。必須の項目なので見積りに記載されているかしっかり確認しましょう。

3.高圧洗浄
出典:http://www.eto-kenso.com/blog/7245/

ここがポイント!ここがポイント!

・高圧洗浄の詳細は記載されているか
・高圧洗浄の単価と面積が記載されているか

4.ケレン4.ケレン

ケレンは古くなった塗装やさびをはがし、表面に傷をつけて塗装を行うための下地を作る作業です。手作業で行うため、非常に手間と時間がかかりますが、塗装をする際、非常に重要になります。
ケレンの価格の見積りは1㎡あたりの単価と、ケレンを行う面積から算出するのが一般的です。

4.ケレン
出典:http://ig-kasugai.seesaa.net/article/233046671.html

ここがポイント!ここがポイント!

・ケレンの単価と面積が記載されているか

5.縁切り5.縁切り

カラーベストの屋根や、コロニアルの屋根において、板と板が塗料で密着してしまった部分をはがす作業を縁切りといいます。カラーベスト屋根、コロニアル屋根といったスレート型の屋根ではほぼ必須の作業ですが、他の屋根では必要ない場合もあります。

最近は縁切りにタスペーサーという道具を用いるのが一般的で、タスペーサーの個数と単価から見積りの価格を算出することが多くなっています。

5.縁切り
出典:http://www.besthome-tosou.com/65_qa/50_1/

ここがポイント! ここがポイント!

・タスペーサーの個数と単価が記載されているか

6.養生6.養生

養生は、塗装箇所の周辺にシートやカバーをかぶせて保護することをいいます。車や植木に塗料が飛び散ったり、高圧洗浄で生じた汚れた水が飛び散るのを防ぐためにも欠かせない項目となります。

見積書の中では、飛散防止シートや、飛散防止ネットとして記載されていることもあります。単価と面積から見積価格を算出するのが一般的です。

6.養生
出典:http://lixil-reformshop.jp/shop/SP00000594/case/025036.html

ここがポイント!ここがポイント!

・養生に用いるシート、ネットの詳細が記載されているか
・ネットやシートの単価と面積が記載されているか

7.諸経費7.諸経費

諸経費は実際の工事以外にかかる費用で、経費や管理費、廃棄物処理費等を含んでいます。見積書では、内訳を書いていない場合もありますので、価格が高額な場合など、不審な点がある場合は確認することが重要です

7.諸経費

ここがポイント!ここがポイント!

・諸経費の内訳が書かれているか
・諸経費の価格は高額すぎないか

葺き替えの見積書の見方

屋根の葺き替えの見積書に記載される主要な項目について説明していきます。

1.既存屋根材の撤去1.既存屋根材の撤去

葺き替えを行うにあたり、まずは既存の屋根材を撤去します。屋根材の種類、面積を元に金額を算出するのが一般的です。

1.既存屋根材の撤去
出典:http://www.reform-ponta.com/25/2516/

ここがポイント!ここがポイント!

・単価と面積が記載されているか

2.既存屋根材の処理2.既存屋根材の処理

撤去した屋根材を処理するのにも費用が発生します。特に、アスベストを含んでいる場合は高額になる場合もあります。そうでない場合は、撤去費用に含める場合も多いです。

2.既存屋根材の処理
出典:http://www.dairikikouji.com/works.html

ここがポイント!ここがポイント!

・既存屋根材がアスベストを含んでいるか

3.下地の補修3.下地の補修

野地板、コンパネといったあまり聞きなれない専門用語で書かれていることもあります。単位面積当たりの単価と施工面積から算出するのが一般的です。

3.下地の補修
出典:http://blog.livedoor.jp/okeichihousing/archives/51917335.html

ここがポイント!ここがポイント!

・下地補修の詳細が記載されているか
・単価と面積が記載されているか

4.防水シート4.防水シート

下地の上に防水シートを設置します。雨漏りを防ぐためには必須です。下地の補修に合わせて金額を算出する場合もありますが、単位面積当たりの単価と面積から計算します。

4.防水シート
出典:http://amamori-kaiketsu.com/

ここがポイント!ここがポイント!

・防水シートの詳細が記載されているか
・単価と面積が記載されているか

5.新しい屋根材の設置5.新しい屋根材の設置

葺き替えの価格の大きなボリュームを占めるのが新しい屋根材です。使用する屋根材によって変わる単価と面積を元に算出するのが一般的です。

5.新しい屋根材の設置
出典:http://blogs.yahoo.co.jp/pfxfx929/39547297.html

ここがポイント!ここがポイント!

・屋根材の名称が記載されているか
・単価と面積が記載されているか

6.足場6.足場

塗装と同様に、二階建ての家や勾配が急な場合は足場の設置が必要となります。単価と面積から算出しますが、面積を屋根の面積で計算したり、足場の面積で計算したり業者によって異なる場合があります。

6.足場
出典:http://blog.livedoor.jp/coldloc/archives/1549804.html

ここがポイント!ここがポイント!

・足場の面積はどれくらいになっているか
・足場が必要かどうか

7.諸経費7.諸経費

工事以外にかかる経費や管理費にあたる、交通費や駐車場代などを含めます。工事金額の5%くらいに設定している場合が多いようです。

7.諸経費

ここがポイント!ここがポイント!

・諸経費の金額は高すぎないか

見積りを比較して業者を選びましょう

屋根の修理には定価がありません。目安となる価格はありますが、それぞれの屋根の状態や希望によって最適な工事、手法というものは変化するので当然価格も一律ではない場合がほとんどです。不明な点は業者に質問していきましょう。丁寧に答えてくれるか、あいまいな答えしかくれないのかでも、その業者の判断基準の一つになるかと思います。


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